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コラムコーナーとは

 ここコラムコーナーでは岳文会員に自由気ままに何かを綴ってもらっています。
 もしかしたら親しい人の意外な一面や、正反対だと思っていた人との共通点が見つかるかもしれません。
​ 文字を通じて理解や親睦が深まる、そんな場になればいいなと思います。
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Column  -コラム-

「“岳”文“会」

66期 吉田

皆さんこんにちは。3月のコラムを担当する吉田です。3月というと来月から新年度が始まる節目の時期でございまして、新年度に向けて意気揚々と設計した春休みの目標の進捗が白紙であることを自覚する時期ともいえるかもしれません。

私事といたしましては、先日インスタが不正アクセスされまして、その怒りに身を任せて筆が進んでしまいそうでしたが、どうやら私で本年度最後のコラムということですので、締めにふさわしく岳文会をテーマに書いていこうと思います。

みなさん、岳文会をただの山登りサークルと思ってはいないでしょうか?そう思っている皆さんはまだ岳文会の「岳」の字までしか辿り着けていないようです。 名前を司る漢字から分かるように山岳の「岳」と文学部の「文」により岳文会ということで、文学部に在籍しております私が、このように筆をしたためている所存でございます。というのは冗談として、今こうやって締め切りに追われながらこのコラムを書いていることで、岳文会の「文」の要素を改めて身を持って実感しております。

そもそもなぜ“岳”文”会なのでしょうか。ここで「岳」と「文」の関係について考えてみたいと思います。まず「岳」について考えてみましょう。おそらく皆さんは山登りをする際にまず登山計画を決め、そのルートに沿って進んでいくはずです。ちょっとコンビニに出かけるときのような格好で富士山に登ってしまったり、よもや泥酔して登山をしてしまったりする方はまさかここにはいないはずです。そして登山中には、案内板が置いてあり、木や岩に付いた目印を発見したりすることもあるでしょう。これは全て先人が山道を切り拓き、登山道として整備し、目印を作り、山小屋を建ててくれたおかげです。つまり私が涸沢ヒュッテでラーメンを食べた際、あまりの美味しさに声が漏れてしまい、その場の全員から見られてしまったのも、すべて先人のおかげということです。

さて「文」についてはどうでしょうか。高校で古文や漢文を学んだことは、まさに先人たちが描いた作品が現在に継承されているといえるでしょう。例えば皆さんも御存知であろう「源氏物語」は平安時代中期に紫式部によって描かれた長編物語であり、成立してから現在に至るまで星の数ほどの研究をされ、そして現在まで読み継がれています。「あさきゆめみし」は源氏物語を漫画化しベストセラーとなったもので、読んだことがあるという方もいらっしゃるのではないでしょうか。また現在では、テラスハウスやオオカミくん、バチェラーといったような恋愛バラエティが目を見張るほどの人気を誇っていますが、源氏物語では様々なパーソナリティを持った女性が登場し、光源氏がバチェラー顔負けの大立ち回りを披露しています。このように他人の恋愛が好きで堪らないのは、1000年前も今も同じということが分かりますね。

物語の内容についても少し紹介していこうと思います。物語の中で光源氏は父に先立たれた悲劇の姫君の噂を聞き、末摘花と逢瀬を果たしますが、実際の末摘花の容貌の醜さに愕然とし、自宅に戻った後、紫の上と彼女の容貌を茶化したりします。今風に言うと、マチアプで後ろ姿や服装の雰囲気で勝手に期待して会った結果、まったくタイプじゃ無い子が来て、その後飲みの席でその子の悪口を言っている失礼な大学生と同じですね。また若いころは引く手数多だった光源氏も、晩年になると変わり始めます。光源氏は養女として玉鬘を自分の邸に迎えます。玉鬘は秀でた教養とその美貌から多くの男性に求婚されることになりますが、後に養父である光源氏からも言い寄られることになります。その時点でもうちょっとしんどいですが、年齢に至っては玉鬘22歳、光源氏36歳であり、もう立派なおじさんですよね。その後源氏は何度も玉鬘に言い寄りますが、玉鬘にそのたびに困惑されることになります。まさに若い頃たくさんモテてきたからといって、歳をとっても自分がまだかっこいいと勘違いしてしまっている痛おじと同じですね。これは源氏物語のほんの一部ですが、これだけでも1000年経っても人間の様は変わってないということが分かります。

少し話は逸れてしまいましたが、このように「岳」も「文」もどちらも先人の辿ってきた道と自分の生きている世界が交わっている瞬間といえるのではないでしょうか。先人たちの影を大事にしつつ、より「岳」も「文」も充実した岳文会ライフを過ごしていきたいですね!

またこれは余談ですが、皆さんも先人の知恵を借りに、是非古典文学を読んでみてはいかかでしょうか。恋愛に困っているそこのあなたも源氏物語を読めば、素敵な恋に巡り合えるかもしれません。

​Column

A Word of the Month-ひとこと-

2024年度最後のコラムは本と山が大好きな66期男子にお願いしました!!ありがとう😊

​70年近い歴史のある岳文会!

私たちも「岳」と「文」の魅力を繋げていきたいですね

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